EXIT兼近大樹のプロフィール
EXITのボケ担当、兼近大樹さんは1991年5月11日生まれ、北海道札幌市出身の34歳です。身長172cm、血液型O型で、吉本興業所属。ネオ渋谷系チャラ男キャラでブレイクしつつも、音楽活動や俳優業など幅広いフィールドで活躍しています。近年は洋服ブランドのプロデュースやMC業にも挑戦するなど、マルチタレントとして存在感を高めています。
極貧からお笑いへ:生い立ちと原点
幼少期、父親の事業失敗が原因で極度の貧困を経験し、新聞配達などで家計を支えました。高校は定時制に進学しましたが学費を払えず中退。過酷な環境で「自分が笑わせて家族を元気づけたい」という思いが芽生え、お笑いの道を志します。ワーキングホリデーでニュージーランドに渡り英語も身につけた経験から、異文化への柔軟さと発信力が磨かれました。
過去の逮捕歴と再起を誓った日
2011年、未成年時の過ちで逮捕・罰金処分を受けた兼近さんは、「二度と人を傷つけない笑いを届けたい」と決意。2017年にりんたろー。さんとEXITを正式に結成し、チャラ男と社会派のギャップで若者の支持を獲得しました。過去を包み隠さず語る姿勢が評価され、メディアでも再出発の象徴として取り上げられています。
チャラ男キャラの裏にある社会貢献への情熱
兼近さんは児童養護施設の子どもたちを単独ライブに招待する「Dream Ticket Project」に継続的に協力し、若者支援団体への寄付やボランティア活動を行っています。SNSでは寄付報告をオープンにしつつ、フォロワーへ「行動で示すこと」の大切さを発信。チャラ男キャラとは対照的な真摯さが、多くのファンを惹きつけています。
小説『むき出し』で示したリアルな“生”
2021年10月刊行の初小説『むき出し』は、自身の体験を投影したフィクションとして話題に。過酷な環境でも希望を手放さない主人公の姿が「兼近さん自身の人生そのもの」と反響を呼び、芸人の枠を超えた表現者としての才能を証明しました。書籍発売イベントでは全国の書店をオンラインでつなぎ、ファンと直接対話する企画を実施。読書層の拡大にも貢献しました。
2025年以降の新たな挑戦と展望
今年に入り、兼近さんは自身初となる長編映画の脚本共同執筆と出演を発表しました。さらに、英語力を生かしたアジアツアーライブを視野に入れるなど、活動の舞台を海外へも拡大する計画です。バラエティ番組やニュース番組へのレギュラー出演に加え、Instagramフォロワーは100万人を突破。今後は「笑い×社会貢献×世界」をキーワードに、EXITの名が示す“人生の出口”をより多くの人に届ける存在へと成長していくでしょう。
コメント