バカリズムとは?プロフィールと芸名の由来
バカリズムこと升野英知(ますの ひでとも)さんは、1975年11月28日生まれ、福岡県田川市出身のお笑いタレントです。1995年にコンビ「バカリズム」を結成しましたが、2005年の解散以降はピン芸人として活動を続けています。独特のネーミングセンスを残した芸名には「自分らしさを象徴する言葉を手放したくない」という思いが込められているそうです。
ピン芸人としての開花と“説明の面白さ”
ピン転向後、フリップネタや一枚絵のシンプルなセットを駆使したコントで注目を集めました。緻密に計算されたボケとツッコミを一人で完結させるスタイルが評価され、R-1ぐらんぷりでは常連ファイナリストとなり、お茶の間でも知名度を高めました。「分かりやすく説明するほど笑いが増幅する」という独自のコント哲学が特徴です。
脚本家としての才能と代表作
お笑い活動と並行して脚本家としても頭角を現し、2014年の『素敵な選TAXI』や2017年の『架空OL日記』で高い評価を得ました。特に『架空OL日記』は実体験を基にした独特の視点と会話劇が話題となり、書籍化・ドラマ化されるなど多方面に展開しました。その後もドラマやバラエティの構成・脚本を手がけ、クリエイターとしての地位を確立しています。
プライベートと結婚生活
2019年12月には元でんぱ組.incの夢眠ねむさんとの結婚を発表しました。多忙な中でも互いの創作活動を尊重し合うスタンスが「理想のクリエイター夫婦」として注目を集めています。結婚後も公私ともにバランスを取りながら、新しい企画や作品づくりに取り組んでいる点が印象的です。
マルチな活躍と今後の展望
コント・脚本・司会業と多岐にわたる活動を続けるバカリズムさんは、「説明を面白くする」という軸を保ちながら、映像作品やラジオ、配信番組など新領域にも積極的に挑戦しています。今後は映画脚本やアニメ原作にも関心を示しており、さらに幅広い分野で“バカリズム的世界観”を展開していくことが期待されています。ファンとしては、次にどんな形でユーモアと物語を届けてくれるのか目が離せません。
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